KHネオケム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙橋 理夫)は、2025年10月2日(木)~10月4日(土)に弘前文化センターで開催される、「第44回 日本糖質学会年会※1」に株式会社糖鎖工学研究所と共同でブースを出展いたします。
日本糖質学会は、糖質科学の基礎および応用研究の発展を図り、研究者・技術者間の交流促進を目的とした学術集会です。本年度の年会は「糖質科学と臨床医学の融合」をテーマに掲げ、糖質科学分野のみならず臨床医学系研究者とのさらなる連携拡大を目指しています。
当社は本年会への出展を通じて、糖鎖研究の新たな可能性を広げるとともに、産学連携をさらに推進してまいります。また、糖鎖の産業応用を見据えた新たな協業の機会を創出し、社会や産業の発展に貢献してまいります。
<糖鎖について>
当社は、VISION2030※2の実現に向けて、「環境」「ヘルスケア」「エレクトロニクス」を戦略ドメインと定め、新規事業の創出を目指しています。ヘルスケアドメインにおいては糖鎖の可能性に注目し、これまで独自の糖鎖及び製造技術を開発してきました。
糖鎖は、生体内においてタンパク質や脂質に結合し、細胞表面や細胞中に存在しています。これらの糖鎖は生体内で起こる様々な生命現象に関与していることから、核酸、タンパク質に並んで「第三の生命鎖」と呼ばれています。
また、糖鎖は結合している物質の機能や安定性に影響を及ぼすことが知られており、細胞表面に存在している糖鎖は、細胞の接着や分化など様々な生命現象にも関与していることから、糖鎖の異常によって引き起こされる病気や疾患も数多く存在しています。そのため、生命現象の解明や新薬の開発など、生命科学の分野において糖鎖の研究開発が盛んにおこなわれています。
一方、糖鎖は、その構造の多様性から人工合成が難しく、大量かつ安定供給が学術の更なる振興と産業利用において課題となっています。当社では、独自の糖鎖製造技術を開発し、さまざまな種類の糖鎖を大量かつ安定して供給することで、学術研究の振興と産業利用の加速を目指しています。
【出展概要】
イベント名 | 第44回 日本糖質学会年会 |
主催 | 日本糖質学会 |
開催期間 | 2025年10月2日(木)~10月4日(土) |
会場 | 弘前文化センター https://www.city.hirosaki.aomori.jp/hirosakibunka/bunka_map.html |
展示内容 | ・研究用N型糖鎖試薬 ・糖鎖を用いた創薬研究開発 ・糖ペプチドの受託合成 ・糖鎖分析サービス など |
企業URL | ・株式会社糖鎖工学研究所 https://www.glytech.jp/ ・KHネオケム株式会社 https://www.khneochem.co.jp/ |
■糖鎖について
https://www.khneochem.co.jp/solution/features/glycans/
※1 「第44回 日本糖質学会年会」について
https://www.jscr44.com/
※2 「VISION2030」について
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4189/ir_material_for_fiscal_ym/56482/00.pdf
◎PDF版はこちらから。
【KHネオケム㈱】250925_「第44回 日本糖質学会年会」出展のお知らせ
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【本件についてのお問い合わせ先】
◆一般の方からのお問い合わせ先
KHネオケム株式会社 イノベーション戦略部
TEL: 03(3510)3600
◆報道関係者からのお問い合わせ先
KHネオケム株式会社 広報・IR部
TEL:03(3510)3579 FAX:03(3510)3571
東京都中央区日本橋室町二丁目3番1号