人事制度

当社の目指す人物像

変化の激しい時代において、新しいことへの挑戦、スピード感、専門性といった面を一層強化し、社員一人ひとりがプロとして主体的に活躍していただくことが重要であると考えています。
当社は、人財をVISION 2030における原動力の一つとして明確に位置づけ、2030年に目指す人物像を定めています。プロとしての活躍を推し進めるため、実力主義に基づく「適所適材」の人財配置や人事制度、社員一人ひとりが主体的に自身のキャリアを考え、能力開発に取り組むことができる仕組みを積極的に導入しています。

当社の人事制度

当社の人事制度は、「挑戦し、やれば報われる評価・処遇制度」をコンセプトに、職務や役割に基づく報酬決定や若手優秀人財の早期抜擢などを通じて、実力主義に基づく納得性の高い制度を実現しています。

ポイント 1
社員が担う職務の特性に応じて、自己成長と働きがいを実現できるコースを設定

当社の人事制度は、「エキスパートコース」と「スペシャリストコース」の2つのコースを設けています。エキスパートは担当する仕事に精通・熟練している人、スペシャリストは特定分野について深い知識・優れた技術・豊富な経験を持つ人を指します。各コースのキャリアの全体像を把握できるようにすることで、キャリア目標を描きやすくし、各自の特性を生かした働き方の実現を目指しています。

ポイント 2
目標とするキャリアの選択肢や基準を明確にしてキャリア開発を支援

「エキスパートコース」では、役割定義書に各職種・等級別の「役割」を定め、今の等級はもちろん、より上位の等級を目指すうえで必要な役割・スキルが可視化されています。「スペシャリストコース」では、職務基準書に各職種・グレード別に「求められる活動」と「職務遂行に必要な能力」を定め、自らの求められる役割・期待が明確になっています。
さらに、キャリアオーナーシップの意識を醸成し、各人の挑戦・成長を支援するため、キャリアデベロップメントサポート（CDS）を導入し一人ひとりの職務や特性に応じたキャリア実現を支援しています。

キャリアデベロップメントサポートとは（CDS）

CDSとは、上司との定期的な面談を通じ、どのようなキャリアを目指すのか、そのためにはどのような役割や職務を経験する必要があるのか、また、必要なスキルやコンピテンシーは何かを話し合いあうものです。当社は、社員自らが主体的に能力開発に取り組めるよう支援しています。

• 1自己の経験、知識、強み・弱みの棚卸し
• 2キャリアビジョン作成
• 3ギャップ課題の洗い出し
• 4能力開発計画の設定
• 5能力開発の具体的な取組み
• 6振り返り

ポイント 3
各コースに適した評価制度を導入

各コースの特性に応じて異なる評価項目を設定することで、より公正な評価を行う仕組みになりました。