多様な価値観を認め合う風土の醸成
ダイバーシティ&インクルージョンの推進
当社は、国籍・年齢・性別などにかかわらず、多様な人財が活躍できるよう、各種取組みを実施してきました。育児期の社員を支援するため法定を上回る両立支援制度を整備している他、男性の育児参加を促すことが社会全体の女性活躍推進につながるとの考えに基づき、男性社員の育休取得制度の拡充を行いました。2022年度においては、19名の男性社員が育児目的休暇又は育休を取得し、取得率は90%となりました。また、当社では女性社員の活躍とキャリアアップを後押しするために、女性管理職および候補者の積極的な育成・採用に注力しており、2023年1月末時点の女性管理職比率は8.1%と近年着実に増加しています。今後もライフステージに応じた柔軟な働き方や、育児・介護と仕事の両立を支援するための制度整備などを進め、社員一人ひとりが多様な価値観を認め合い、個人のライフスタイルや性別にかかわりなく、誰もが活躍できる企業風土醸成に取り組んでいきます。
働きやすい職場環境づくり
ワークライフバランスの推進
当社では、多様な人財が自律的に働き、成果を発揮できるよう、社員一人ひとりのワークライフバランスを尊重した施策を導入しています。
新型コロナウイルス感染症の対策を契機にルールを見直し、コロナ5類移行後においても引き続きコアタイムのないフレックスタイム制度や在宅勤務制度を継続し、柔軟で自律的な働き方を推進しています。また、工場においては、定時退社日を設ける等、よりメリハリのある働き方ができる仕組みを導入しています。
有給休暇の取得については、定期的に取得実績を管理職へ周知すると共に、メンバーとの対話を促し、計画的に取得できるよう推進しています。
安全で、健康に働ける職場環境づくり
当社は、第一に社員が安全で、かつ健康に働くことができる職場環境の整備にも積極的に取り組んでいます。しかしながら、2022年度に四日市工場にて重大労働災害を発生させてしまった反省から、新たに「安全指針」を制定し、企業理念にも追加すると共に、当社の安全に対する姿勢を改めて社内外に宣言しました。具体的な取組みとして、「安全総点検運動2022」を全社的に展開し、社員一人ひとりが主体的に、職場の危険箇所を洗い出し、仲間と共に話し合い、改善活動を推進しました。
また、心身ともに健康に働けるよう、産業医と連携し、素早く予兆を察知して産業医面談を実施するなど、メンタルヘルスケアにも力を入れています。
職場環境面では、2019年の本社移転や2022年3月建設の四日市工場・霞ヶ浦製造所事務所の更新等を順次進めています。
中途採用比率
■ 正規雇用労働者の中途採用比率
2022年度 | 75% |
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2021年度 | 67% |
2020年度 | 37% |